みみ(耳)

① 耳あか

① 耳あか耳の手入れ(子どももおとなも同じです)

家庭では耳あかを取ろうと無理をしてはいけません。お風呂上がりにタオルで(むしろ太めの綿棒で水分をぬぐうかんじで)そっと耳の入り口をシュルっと軽くふく。これで十分です。
少量の耳あかでは症状が出ることはありません。耳垢栓塞といって耳あかが固くなって詰まったものや耳に水が入って耳あかがふやけたりすると、かゆくなったり、痛みが出たり、聞こえが悪くなります。ときどきのぞいてみて、奥の方が見えないときには耳鼻科での診察をおすすめします。
固い耳あかの場合には、柔らかくする薬をつけて吸い取るような取り方にします。個人差はありますが一度きれいにしておけば、すぐにはそうたまりませんから、月に何回も繰り返して掃除することはありません。
少々の耳あかはあって当たり前、ついているのが普通です。鼓膜が見えている限りにおいて「治療」の必要性はありません。半年に一回くらい耳鼻咽喉科でみて必要があれば掃除をしましょう。ただ、中には耳あかがすぐにたまる人もいます頻度については相談しましょう。

② 急性中耳炎(子どもは中耳炎に要注意)

鼻がぐずぐずして、せきもでるという「かぜ」症状があって、耳が痛くなれば急性中耳炎の可能性があります。耳だけが悪さすることはほとんどありません。
鼻つまりがひどく長引く場合はとくに注意が必要です。
赤ちゃんでは耳が痛いと言えませんから、機嫌が悪かったり、耳をさわるようだったり、ぐずったり、食欲がなかったり、微熱が続いたりということで中耳炎になっていたことに気がつくことも少なくありません。
治療を始めると2,3日で症状は良くなりますが、中耳炎は完全に治りきっているわけではありません。程度によっては抗生物質や鼻の炎症を抑える薬を指示通りきちんと飲むことが大切です。
痛みはなくなっていても、中耳に分泌物が残った状態が続いている滲出性中耳炎に移行することも多く、完治するのに時間がかかることになります。聞こえとの関連もありきちんとなおしていきましょう。

③ 滲出性中耳炎

中耳に液体(滲出液)がたまっているため聴こえが悪くなる病気です。太鼓の中に水が入って音の伝わりが悪くなっているのと同じ状態です。
急性中耳炎が治りきらず滲出性中耳炎になっていることがあります。また耳の痛みが無くともアレルギー性鼻炎や副鼻腔炎があるために滲出性中耳炎になりやすくなります。のどでは、かぜ、扁桃肥大やアデノイドが原因と考えられることもあります。
聞こえにくいかな?もしくは言葉の発音がおかしいかな?など気になる症状があればご相談ください。