「最近、むせることが増えていませんか?」
年齢とともに、食べ物や飲み物を飲み込む力は少しずつ変化します。
「お茶や水でむせることが増えた」
「食事中によく咳が出る」
「以前より食事に時間がかかる」
「食べ物がのどに残る感じがする」
こうした変化は、飲み込む力が弱くなってきたサインのことがあります。
毎日の食事では、一口の量を少なめにして、軽くおじぎをするようにして飲み込むことを意識してみましょう。むせたときには、慌てて水を飲まず、まずしっかり咳をして気道に入ったものを出すことが大切です。
また、飲み込むときに使う筋肉を保つため、ご自宅でできる簡単な「嚥下おでこ体操」「あご持ち上げ体操」もあります。上のイラストを参考に、無理のない範囲で続けてみてください。
むせが繰り返す、声がかすれる・濁る、食事量が減った、体重が減ってきた、発熱を繰り返すなどがある場合には、体操だけで様子をみず、医療機関への相談が必要です。

※上記の嚥下指導・体操は、日本摂食嚥下リハビリテーション学会・東北大学 を参考に、当院で患者さん向けにわかりやすくまとめたものです。