学校耳鼻科健診の時期に合わせて、受診の目安やご家庭での注意点をまとめました。
もうすぐ学校耳鼻科健診の時期です。
耳鼻科健診では、耳だけでなく、鼻やのどの状態も確認しています。
健診でみているのは耳だけではありません
健診では、耳あかの有無だけでなく、耳疾患がないかもしっかり確認していきます。
また鼻・のどもしっかり視診いたします。
- 鼻水や鼻づまり
(アレルギー性鼻炎、慢性副鼻腔炎など) - のどの状態
(扁桃肥大など)
も大切なチェックポイントです。
「要精査(再検査)」は病気の確定ではありません
学校健診は、限られた時間の中で行うスクリーニング検査です。
そのため、「要精査」「再検査」と書かれていても、すぐに病気と決まるわけではありません。
一方で、詳しくみた方がよいサインであることは確かです。
結果を受け取った場合は、あわてすぎず、早めに耳鼻咽喉科をご受診ください。
耳あかについて
耳鼻科では、ご家庭で無理に耳そうじをすることはおすすめしていません。
耳かきのしすぎは、耳あかを奥に押し込んだり、外耳道を傷つけたりする原因になることがあります。
ただし、学校健診では耳あかのために鼓膜が見えにくく、再検査となることがあります。
耳あかが気になる方や、これまで耳あかがたまりやすいと言われたことのある方は、健診前に耳の状態を確認しておくと安心です。
健診前に気になる症状があれば学校が配布する事前アンケートに記載ください。
学校では事前に児童生徒にアンケートを実施することが多いです。鼻水や鼻づまりが続いている場合、黄色い鼻水か、さらさらしているか。口呼吸であるか?
また、滲出性中耳炎は痛みがなく、自覚症状が乏しいまま見つかることが少なくありません。
聞こえにくさにつながることもあるため、早めの発見と対応が大切です。
扁桃肥大や、いびきの原因になるようなのどの状態も、健診や診察で確認する意義があります。また声がれや発語の状況も名前などを健診時に言ってもらうことでチェックしています。
日頃のケアと受診の目安
耳かきは頻回に行う必要はなく、軽く水分をふき取る程度で十分です。
鼻水は、片方ずつやさしくかむようにしましょう。
次のような様子がある場合は、健診を待たずに耳鼻咽喉科への受診をご検討ください。
- 聞こえにくそう
- よく耳を触る
- 鼻水が長引く、黄色い鼻水が続く
- 鼻づまりが強い
- いびきがひどい
- 口呼吸が気になる
気になる症状がある方、健診結果について心配な方は、お気軽にご相談ください。