新型コロナウイルス感染症(COVID-19) 罹患後の症状(いわゆる”後遺症”または”遷延症状”)とは?

「新型コロナウイルス感染症診療の手引き 別冊 罹患後症状のマネジメント」厚生労働省 参考

新型コロナウイルス感染者の感染性が消失し、主な症状は回復したにもかかわらず、“後遺症”と呼ばれるような症状、あるいは新たな、または再び生じて持続する症状などに悩む患者さんが少なからずみられるようになりました。

このような情報は“軽症に見えても感染に注意が必要”というCOVID-19感染に対する注意喚起になる一方で、実際に新型コロナ罹患後の症状“後遺症”が現れた患者さんにとっては日常生活や、仕事・学業などに支障がでてくることもあります。

新型コロナウイルス罹患後症状についてはまだまだ機序不明な点も多く、手引きにおいても診断基準は現時点(2022年5月)では明文化されていません。治療方針についても対症療法としての記載です。

22689898

新型コロナウイルス感染症(COVID-19) 罹患後の治療に関して

この罹患後の症状(後遺症)のある方々のうち多くが上咽頭(鼻とのどの間)に炎症をおこしている可能性が高いといわれています。

これは新型コロナだけでなく、ウイルスに感染すると、この増殖部位である上咽頭におきた急性炎症が残ってしまい慢性上咽頭炎の状態になると言われています。

また、もともと慢性上咽頭炎のひどい患者さんが新型コロナ感染となってしまい、その罹患後症状を起こしやすいのではないかとも推測されます。このように様々な状況から慢性上咽頭炎が関係していると言われています。

上咽頭

ここで慢性上咽頭炎に対するEAT(イート:上咽頭擦過療法 従来のBスポット治療)が新型コロナ罹患後症状(いわゆる後遺症)の治療として注目されています。

当院ではこの慢性上咽頭炎に対するEAT(Bスポット治療)を従来から実施しています。(しかし、多様な症状に対しては内科などで器質的な疾患が除外される必要があります。)

新型コロナウイルス感染症は罹患後の症状を考えますと、まだまだ新型コロナウイルスは“怖い”と認識するべきではないかと思います。

このEATについての新患のかたは院長診察をお願いします。

慢性上咽頭炎に対するEAT(Bスポット治療)の詳細はこちらをクリック

 

【注意】現時点では“新型コロナウイルス感染症 罹患後症状(後遺症)”の診断基準がありませんので、当院においては診断書の発行はできません。ご了解ください。

【参考】

厚生労働省HP 手引き https://www.mhlw.go.jp/content/000860932.pdf

静岡県HP『新型コロナウイルス感染症について』

https://www.pref.shizuoka.jp/kousei/ko-420a/kansen/new-cov.html#kouishou

『新型コロナウイルス感染症の罹患後症状(後遺症)を診療可能な医療機関の公表について』

https://www.pref.shizuoka.jp/kousei/ko-420a/kansen/aftereffects/documents/longcovid20220404v2.pdf